せとブログ

学んだことを忘れない

Zipang curry kitchen

ガルバンゾ?飛ぶぞ

台湾なので、日本食はある種あきらめているところがあります。いや、おいしいものはたくさんあります。むしろおいしいものの方が多い。ただ、日本食に関していえば日本のオリジナルを超えるものってなかなか見つからないんです。あ、日本でよく食べられるレベルだよね、これはおいしいよね、というのはあるんですが、日本のそれを超えてるね!というものは、やっぱりないんです。これは台湾が悪いということでは決してなくて、日本でないところで日本食を食べようとしているから当たり前なんです。

しかし、見つけてしまいました。しかもカレーです。びっくりしました。感動しました。この投稿は、その感動を余すことなく記録した、感動のドキュメンタリーです。

 

注文の仕方

土曜日の夕方6時過ぎにお邪魔しましたが、Googleではすごく混んでます、ということだったので戦々恐々としながら伺ったのですが、誰も人がいなくてラッキーでした。一方でどのように注文するかが分からず、なかなか焦りました。

注文はレジで席に付く前にします。あまり大きなお店というわけではないので、店員さんが顔を覚えてくれて持ってきてくれます。レジにメニューがなかったので壁に貼ってあるメニューを指差していたら店員さんが「日本人の方ですか?」と聞いてくれて事なきを得ました。あとから見たら、レジにもメニューがあるようなのでなんとかなると思います。お金を払ったらあとは席で待ちます。

食べられるもの

鷹嘴豆豬絞肉咖哩飯 180元(だいたい 810円)

まず見てくださいこのビジュアル。おしゃカレーです。表参道もしくは裏原、もしくは松濤の方でこっそり店出してるカレー屋さんのそれです。

そしてお米が…台湾の形をしてるんです。なんてこった!こだわり!ということで台北の方から食べ進めます。

ひとくち食べてびっくりしました。まずひよこ豆とひき肉の相性のよさ。こりっとしてホクっとして、ひき肉のうまみがそれらを追っかけてやってきます。そしてカレーがまぁうまい。ちょっと辛めなんですが、それがまたいい。台湾のカレーって揚げ物のっけて勝負みたいなところがあるんですが、これは完全にカレーで勝負してるカレーです。めちゃめちゃうまいです。そして、明らかにひよこ豆とひき肉と違う、シャリっとした感覚。これは一体何なんだ。玉ねぎっぽくもあるんですが、玉ねぎの辛さはなく、れんこん的なものかなと思ったんですが、あそこまで強い歯ごたえではなく、りんご?にしては甘みがなく…ともかく、ひよこ豆とひき肉、そしてこのシャリッとした謎の食材がうまいカレーソースの中で完璧に調和し合っています。

さらに、付け合せは何かなと思ったんですが、これきゅうりのキューちゃんです。間違いないです。このセンスのよさね。キューちゃんに台湾で会えると思わなかった。カレーとも相性バツグンです。

正直、ここが台北観光の目的地になってもおかしくないレベルのカレーです(と勝手に思ってますが異論ないと思う)。めちゃめちゃにおいしい。最近おいしい店しかいってない。

それとお伝えしとかないといけないのが、注文したときに出していただいた水です。これ、謎においしかったです。なんでだろう。帰ってミネラルウォーターを飲んでみたんですが、明らかに違う。温度かなぁとも思ったんですが、よくわかりません。水もおいしい、最高のお店です。

 

場所

例によって中山と雙連のエリアです。中山からの方が近いかな。混むと嫌だからあんまり行ってほしくないけどめちゃめちゃうまかったです。通います。

 

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