彷徨った先にあったのは
なんとなく、このまま帰るのもな、と思ったある金曜日の帰り道。南京復興の近くに遼寧夜市という夜市があることを思い出し、フラフラと行ってみました。金曜日の夜ということもあってか夜市は大盛りあがりだったのですが、なんとなく、ピンとくるものがありませんでした。あと、意外と閉まるの早いんですよね。もう閉店の支度をしてるお店も多くて、なんとなく中国語がしゃべれない自分がズカズカ入っていくにはどうも分が悪い。ということでこの近くにお店がないか探すことにしました。
とはいえ腹もペコちゃんでこれは何か早く入れないと、胃が暴動を起こすぞ、なんて一人五郎さんごっこをしながら、いい加減お腹空いてイライラし始めたときに見つけたお店がこちらでした。迷うことなく飛び込んだ先に待っていたご飯は?というお話。
注文の仕方
ちょっと特殊でした。このお店も注文用紙方式ですが、まず用紙がどこにあるか戸惑いました。店の外にはなく中にあるわけですが、入り口付近の壁と、店の中ほどにあるのでどちらかから取って書き込みます。
不思議なことに、店の中に店員さんが出てきそうなカウンターはあるのですがそこにはレジはなく、一旦外に出て道に面したカウンターでお金を払います。自信なさげに「ね…ねいよん…(内用:店内で食べますっていう意味です)」というと「はぁお」と言われて通じたようです。お金を払ってお店の中で待ちます。
食べられるもの
海南雞飯 150元(だいたい 675円)
どうもシンガポールの鳥料理のようです。カオマンガイ?でしたっけ。定かではありませんが、ともかくそれ系のご飯です。
でかい黄色い鶏と、3つのソース、それからご飯がついてきます。でかい鶏は皮付きで蒸してあるようなものです。臭みはないですが、冷たい鶏です。大体台湾でこの手の鶏を食べると冷たいです。ソースにつけて食べるようです。
右からチリソースっぽいやつ、甘いナンプラー的なやつ、一番左はよくわかりませんでした。
ただチリソースと合わせて食べると辛味を感じなかったので、おそらく油系のなにかなのだと思います。個人的にはチリソースっぽいやつが一番おいしく感じましたが、こういうのはどうだ?と五郎さんごっこをした結果、チリソースと甘いソース、甘いソースと謎のソースもおいしかったです。
ご飯は少し硬めのご飯で、どうも出汁で炊かれたご飯のようです。カオマンガイって鶏でご飯炊くんでしたっけ?ともかくぺちゃっとしてることもなく、おいしいご飯でした。鶏とともに食べ進めます。
あと、これだけ頼んでしまいましたが飲み物がある方がいい気がします。量がそこまで多いわけではないので、水分でふくらませる作戦です。持ってたお茶を飲みまくりました。
場所
遼寧夜市の近くにあります。といってもチェーン店なので、台湾中いろんなところで見つけることができると思います。